ボンディング加工とは?
生地と生地を貼り合わせるボンディング加工には、多種多様の方法があります。弊社では、熱可塑性の樹脂を前段階でコーティングし、別工程で熱圧着する方式とっております。
この方式により従来難しいとされた素材のボンディングや、小ロット(1反)からでの対応が可能になり、よりファッショナブルに、また機能的にテキスタイルの特性を広げ新たな素材を生み出していきます。
また、加工のみならず、テキスタイル製品での提案を行っております。
この方式により従来難しいとされた素材のボンディングや、小ロット(1反)からでの対応が可能になり、よりファッショナブルに、また機能的にテキスタイルの特性を広げ新たな素材を生み出していきます。
また、加工のみならず、テキスタイル製品での提案を行っております。
- 裁断前に生地前面に接着芯を貼り合わせることにより、物性の改善、可縫製の向上、裁断縫製の簡素化が図られます。
- 接着芯を貼り合わせることで、風合いボリュームを変化させる事により、同一素材でインナーからアウター、ボトムまで使用できます。
- ニット素材にボンディング加工することにより、布帛の工場で縫製が出来ます。
- 機能性の接着芯を使用することにより、生地に抗菌、防臭、発熱防風等の機能性をもたせることができます。
ボンディングの際の注意事項
- 原反の表・裏、毛並方向の記載は必ずお願い致します。
- ニット素材などの耳がカールする素材は、必ずガミングを施してください。
- 生地の斜向および布目曲がりは、そのままボンディングすることになります。必ず自前にチェックをお願い致します。(弊社では修正しながらのボンディング加工はできません。(※ボーダーや格子柄等は、パーツまたはシートにてボンディングすることをお勧めいたします。)
- 生地の欠点は耳のみに入っていると加工時に耳をカットする場合がございます。
また、接着面にマークがある場合、接着時に隠れてしまいますのでご注意ください。(豆札などでの表記をお勧めいたします) - サンプル素材と量産素材(原反)とのロス率には必ず違いが出てきます。その点はご了承願います。
- 基本的には片耳をそろえて接着いたしますが、素材により多少のずれが生じる場合がございます。耳にオヨギがある場合は、耳を避けた接着になります。
- 加工後データを取るため約30cm幅なりにカットさせていただきます。
- 必ずボンディング加工依頼書に記入の上ご提出願います。
加工の流れ
お問い合わせ |
お問い合わせ実機試作(A4サイズでも可能)当社で加工可能かの判断 |
着分試作 |
接着条件、強度を確認(試作時) |
量産 |